LINEで一度ブロックした相手から、ある日突然メッセージが届いたり、再び友だちリストに名前が現れた経験はありませんか？
「あれ？ブロックしたはずなのに…」「削除もしたのにどうして？」と驚いた方も多いでしょう。
LINEの仕様は年々アップデートされており、「ブロック後に再追加される」現象が以前よりも複雑化しています。
本記事では、「LINEでブロックした相手から再び友だち追加される原因と対処法」を最新情報に基づき徹底解説します。
ブロックと削除の違い、再追加されたときの通知の有無、既読のつき方、そして完全に関係を断つ方法まで網羅。
知らないと再びトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、ぜひ最後までご覧ください。
LINEでブロックしたはずの相手が再追加されるのはなぜ？
「ブロック削除後」でも再追加は技術的に可能
LINEで「ブロック削除」した相手とは、基本的にLINE上のつながりが断たれます。
しかし、相手があなたのLINE IDやQRコードを保存していた場合、その情報を使って再び友だち追加することが可能です。
この再追加は、LINE側で明確にブロックされていない状態に戻ったために起こるもので、通知もされず気づきにくいのが特徴です。
また、再登録・アカウント変更などにより新しいアカウントとして追加されることもあり、見た目では気づかないケースもあります。
つまり、「ブロック削除＝完全遮断」ではない点に注意が必要です。
アカウントを新しく作り直して再接触するケース
特に多いのが、相手がLINEアカウントを削除し、新たに作成し直して再度あなたを追加するケースです。
この場合、以前のブロック設定や履歴はすべてリセットされているため、完全な“新規ユーザー”として再び友だち追加が可能になります。
相手に悪意がある場合、あなたを再度監視・干渉する目的でアカウントを作り直すということも考えられます。
したがって、知らないアカウントやアイコンであっても、IDやプロフィールの内容から再接触を試みているかもしれないと疑うことが重要です。
「自動追加」機能による再登録も存在する
LINEには「電話帳から自動追加する」機能があり、これをオンにしていると、相手があなたの電話番号を連絡先に登録していた場合、自動で友だち追加されることがあります。
このようにして再びあなたのリストに現れたとしても、自動追加であるため通知は届かず、自分でも気づかないことが多いのです。
不審なアカウントが友だちリストにある場合は、この自動追加の影響も考えられます。
設定でこの機能をオフにすることで、今後の再追加を未然に防げる可能性があります。
ブロックした相手に再追加されたときの挙動とLINEの仕様
友だちに「再追加」されたとき、通知は届くのか？
LINEでは、誰かに友だち追加された場合でも、基本的に通知は届きません。
そのため、過去にブロック削除した相手があなたを再追加しても、あなたの側には何の変化も表示されず、通知も来ません。
ただし、相手がメッセージを送ってきた場合、そのメッセージが届くことで初めて「再追加された」と気づくことになります。
特に、すでにその相手のトークルームが残っている状態であれば、ブロックが解除されていると認識され、メッセージが届く可能性があります。
これを避けるには、ブロック後にトークルームも確実に削除しておくことが重要です。
再追加後、既読やメッセージはどう反応するか
相手がブロック削除後にあなたを再追加し、メッセージを送ってきた場合でも、あなたがその相手を再びブロックしていれば、メッセージは届きません。
しかし、ブロックを解除していた場合は、通常通りメッセージが届き、「既読」も付きます。
この「既読」が付いた瞬間から、相手にはあなたがメッセージを読んだことが伝わるため、再びコンタクトを取ってくる可能性があります。
そのため、「既読をつけたくない」「関係を再開したくない」場合は、メッセージを開かずに再度ブロックすることが推奨されます。
再追加されても「友だち」には自動復帰しない場合もある
一度ブロック削除した相手に再追加されたとしても、あなたのLINEにはその相手が「友だち」として自動的に復活するわけではありません。
LINEの仕様では、相互に友だち追加しない限り、関係は一方的な「片思い状態」となります。
この場合、相手からメッセージは届いても、あなたが承認しなければ友だちには戻りません。
ただし、あなたの設定で「友だち自動追加」や「IDによる検索を許可」がオンになっていると、相手があなたを追加しやすくなるので注意が必要です。
これらの設定を見直すことで、再追加を防ぎやすくなります。
LINEで再追加されたときの具体的な対処法と設定
再追加された相手をすぐに再ブロック・削除する方法
もしLINE上で「再追加されたかもしれない」と気づいたら、第一に行うべきは再ブロックと削除です。
相手のトークルームを開かずに、以下の手順で操作しましょう：
1. LINEの「ホーム」タブで相手を検索し、長押し
2. 表示されるメニューで「ブロック」を選択
3. 続いて「設定」→「友だち」→「ブロックリスト」へ進み、「削除」を実行
この手順により、相手のアカウントとのつながりを完全に断ち、今後のメッセージや追加もブロックできます。
なお、トークルームも同時に削除しておくことで、メッセージの誤開封や既読を避けることができます。
「友だち以外からのメッセージ受信拒否」を設定する
より確実にLINE上での再接触を防ぎたい場合は、「メッセージ受信拒否」機能を活用しましょう。
この設定をオンにすることで、あなたが友だち登録していない相手からのメッセージは一切届かなくなります。
設定方法は以下の通りです：
「設定」→「プライバシー管理」→「メッセージ受信拒否」をオン
この機能は、悪意ある再追加や迷惑アカウント対策にも有効です。
ただし、公式アカウントなどからの通知も遮断される可能性があるため、必要に応じて個別対応を検討しましょう。
LINE ID・QRコードの非公開設定で予防する
そもそも再追加をされないようにするには、LINE IDやQRコードを相手が使えないようにしておくことが予防策として有効です。
以下の設定を見直してください：
・「設定」→「プロフィール」→「IDによる友だち追加を許可」→オフ
・「設定」→「友だち追加」→「QRコードで追加を許可」→必要時のみ使用
また、自分のLINE IDをSNSやブログなどで公開している場合、思わぬ相手に再追加されるリスクが高まります。
不要な共有は避け、LINE IDを非公開にすることでトラブルを未然に防ぐことができます。
LINE再追加の心理背景と人間関係への影響
ブロック後に再追加してくる人の心理とは？
一度ブロックされたにもかかわらず、再びLINEで接触を試みる人にはさまざまな心理があります。
最も多いのは、「時間が経って気持ちが変わった」「誤解が解けた」「謝罪したい」といった感情からの行動です。
また、恋人や元友人との関係修復を望んでいるケースも多く、LINEでの再追加はその第一歩と捉えられていることも。
しかし一方で、「相手がどうしているか気になって」「監視したい」「無言で存在をアピールしたい」といった、ストーカー的な心理も少なくありません。
相手の行動の背景にある意図を正しく読み取ることが、今後の対応を決めるうえで非常に重要です。
LINEの再追加で誤解やトラブルが再発するケース
再追加が「和解のサイン」と捉えられる場合もありますが、実際には多くの誤解やトラブルの再燃を招くリスクがあります。
たとえば、過去に言い争いや無視が原因でブロックした相手が、何の前触れもなく再度連絡してきた場合、戸惑いや不快感を抱くのは自然なことです。
また、LINEではブロックや削除の履歴が残らないため、「なぜ消したのか」「今さら何？」という誤解を生みやすく、人間関係をさらにこじらせてしまうこともあります。
必要のない相手であれば、再追加されたとしても冷静に対処し、感情的な返信を避けることがトラブル防止につながります。
LINEでの距離感調整が人間関係に与える影響
LINEは便利なコミュニケーションツールである一方、ブロック・削除・再追加といった機能を使うことで、人間関係に微妙な距離感を与えることがあります。
特に「一度ブロックしたのにまた追加された」という状況は、相手との信頼や安心感を損ねる原因になります。
こうしたやりとりが続くと、心理的なストレスが積み重なり、人間関係全体に悪影響を及ぼす可能性も。
大切なのは、「LINE＝人間関係のすべてではない」という意識を持ち、必要に応じて他の連絡手段や対面での話し合いに切り替える勇気です。
LINEの機能を正しく使いながらも、リアルな関係性を大切にすることが、良好な距離感を保つ秘訣と言えるでしょう。
今後LINEで再追加を防ぐためにできる5つの対策
1. プロフィールとID公開範囲を見直す
再追加される大きな原因のひとつが、「LINE ID」や「QRコード」の公開状態です。
自分のプロフィール情報が公開されていると、ブロックした相手がIDやQRコードを再取得して再追加してくることがあります。
これを防ぐためには、「IDによる友だち追加の許可」をオフにするのが効果的です。
設定 → プライバシー管理 → IDによる追加許可 をオフにすることで、他人がLINE IDで検索しても追加できなくなります。
また、QRコードは一度再発行することで旧コードの無効化が可能なので、過去にコードを送った覚えがある場合は再発行しておきましょう。
2. 「知り合いかも」に表示されないように設定する
LINEでは、相手の電話番号をスマホに登録しているだけで「知り合いかも」に表示される仕様があります。
逆に、あなたの電話番号が相手の連絡帳に残っていれば、再び「知り合いかも」に表示されることも。
この現象を防ぐには、「友だちへの追加を許可」設定をオフにしましょう。
設定 → 友だち → 「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」の両方をオフにすることで、電話帳からの自動追加や表示が防げます。
これにより、不要な再追加のリスクを大幅に下げることができます。
3. 不審な再追加を見つけたら即ブロック・通報する
仮に再追加された場合、ただ削除するのではなく、必ずブロックと通報をセットで行いましょう。
LINEでは「迷惑行為として報告」機能があり、スパムや嫌がらせを繰り返すユーザーのアカウントをLINE側に通報できます。
設定 → ユーザーのプロフィール → その他 → 通報、という手順で簡単に報告できます。
ブロックだけでは根本的な対策にならないこともあるため、再三の迷惑行為がある場合は遠慮せず通報機能を活用してください。
コメント